以前ともだちを失ったとかんじる日々があった。
物理的にではなくて精神的に。
ショックは水を含んだスポンジが乾くみたいな感覚で
瞬間的にではないがいつのまにかカラカラになり、
またスポンジはどんどん水を吸うことができるようになった。
命の危険が及ばないうちは真実は置き去りにしても
平気なのだろう。
今の世界はその真実から遠く遠く
ふっとぶと巨大になるように形づくられている。
ただそんななか真実のもつ大きなパワーは根本から
地を動かすように
静かに静かにずっとずっと紡がれてきたものの、
当然の力としてそびえたつ。
そのことを心に刻んでいれば、
きっと道を誤ることはないのだろう。
「今」を思っているつもりが、
明日、未来、得体の知れない恐怖を思って
目覚めたり。
心は本当に忙しい中、
毎日変わらずに立っている植物や、
毎日あちこちで鳴く鳥、
満員電車の中でもまれながらも本を読む人。
いろんなところに動じない
真っすぐな波動がある。
今まで自分だけで消化していた波動が、
日々感じ取るものや人の中で、
何とか「今」という感覚に
チューニングを合わせられている。
もう少し感じて知って、
大きな世界をひとつ
自分に収納したい。
今日は言葉を綴りたかった。
それでは。
Elina